子どもたちに愛されるORT

 
ORTとは「Oxford Reading Tree」の略で、イギリスのOxford University Pressから出版されている絵本シリーズのことを言います。
しかし一般的にORTとは その絵本シリーズの中で最も代表的なBiff, Chip and Kipper Stories (主人公のキッパー少年とその家族や友達の日常生活物語)を指している場合が多いです。

Oxford University Pressから出版されている絵本シリーズは全部で800冊以上あり(今も増え続けています)そのうちの約300冊が Biff, Chip and Kipper Stories になっています。



(以下「ORT」とはBiff, Chip and Kipper Storiesのことを指します)
 
ORTはイギリスの80%以上もの小学校で「国語」の教科書として使われている教材です。2013年からは大阪市の公立小学校で英語教育指導用教材としても採用されました。30年以上に渡りたくさんの子供たちに愛され、現在世界130ヶ国以上の国々で読まれています。



 

ORTおすすめの4つの理由

 

1レベル分けされてて選びやすい − 細かいレベル分け −

 
ORTはStage1から9までの10段階にレベル分けされています。Stage1とStage2の間にStage1+があります。そしてStage10+から12+までTime Chronicles Storiesシリーズが出ています。
 

 
細かくレベル分けされているので読み手にあったレベルから入れ、無理なくステップアップしていくことができます。Stage1は文字は無く絵のみの構成で「本」に慣れさせたり、 読み聞かせをするのに最適です。Stage1+からは簡単なセンテンスが登場。短く楽しい 話の中にシンプルなセンテンスが繰り返し出てきます。そしてStageが上がるにつれて徐々に難易度が上がっていきます。文章が長くなりストーリーもより複雑になっていきます。読んでいる本人も気付かないうちに楽しみながらリーディングレベルが上がっていくのがORTの醍醐味です。

このシリーズの画期的なところは、すべての本を同一の作者とイラストレーターが手がけ、主要登場人物の誰かが必ず登場することです。これにより1話1話は単純でも読んでいくうちに登場人物の性格がわかってきて、登場人物に共感し、物語の世界に入り込みやすいのです。
 


 
イギリスでの対象年齢は
Stage 1〜3 4〜5歳
Stage 4〜6 5〜6歳
Stage 7〜9 6〜7歳
となります。
イギリスではこのような目安がありますが、英語が母国語でない日本では幼児から大人まで幅広く使われています。ただ英語を英語で理解するにはやはり幼児期から始めるのがオススメです。


 

2絵で英語が理解できる

 
ORTは「キッパー」という4歳の男の子とその家族を主人公とした絵本シリーズです。幼児・児童が対象で、日常生活を題材にした物語なので出てくる単語や表現も普段使うものばかり、すぐに実践に役立ちます。

ORTのイラストはその時の状況がわかりやすく描かれています。そのため初めて読む英文でもイラストから内容が把握でき、文章や単語の意味が理解できるようになっています。英語コミュニケーション能力の習得には、英語を英語のまま理解する学習が重要です。このような本で英語読書を始めれば、誰でも最初から直読直解で英語を学んでいくことが可能です。また同じ単語やフレーズが繰り返し出てくるので、反復しながらリーディングスキルを身に付けられます。


 

3ストーリーが面白い

 
かわいいキャラクターたちが登場するORTのお話はすべてネイティブの子供たちが使う 自然な英語でつづられ、お話の終わりにはユーモアあふれる「オチ」もあります。Stage4まではキッパーたちの日常生活のお話がメインですが、Stage5からはマジックキーが登場し、子供たちを本格的なファンタジーと冒険の世界へいざないます。魔法使いや海賊なども登場し、胸躍る物語が想像力や考察力を喚起します。

Stage10+から12+ではTime Chronicles Storiesシリーズが出ています。ORTでお馴染みのキッパーたちが少し大きくなって帰ってきます。ORTに登場したマジックキーの秘密や、謎の用務員の正体も明らかになります。ストーリーは一冊ごとの完結ではなく、6冊セットで続き物になっています。

Stage1+は1冊が8ページというと少ないと感じるかもしれませんがこれはお子さまが集中力を保ったまま読める長さです。またお子さまが「読めた!」という達成感や自信を付けるには最適です。


 

4ORTは多読に最適

 
英語の多読を始めるにはたくさんの英文を読む必要があります。まずはやさしい英文の本をたくさん読み、そして徐々に読む本のレベルを上げていくのがポイントです。

ORTはStage1+は8ページ、Stage2は16ページと増えていき、Stage9では32ページのボリュームになります。Stage1+から12+まであわせると全部で348冊(Time Chronicles Stories等含む)あり、多読に最適です。

もちろん児童向けに書かれた英語絵本からお子さまのレベルにあったものを選出するのも良いですが、一般的な英語絵本はレベルがわかりにくくあります。また児童向けに書かれた英語絵本が必ずしも英語のレベル的にやさしいとは限りません。むしろ味わいのある英語表現にあふれた文学的な絵本は、英語初級者が読むには不向きです。ある程度、語彙や表現を身に付けた中・上級者が読んで楽しむ本なのです。つまりリーディングスキルを上げるために作られたORTとは役割が別物です。ただ素敵な絵本もたくさんあるので、ORTでリーディングスキルを上げつつ他の英語絵本にチャレンジしていくのが良いでしょう。

当ショップで販売している音声ペンを使えば目で文字を追うだけでなく、単語の発音やイントネーションを確かめながら読んだり、音声ペンの音声に合わせて音読したりしながら読書を進めることができるのでリスニングやスピーキング学習にも役立ちます。特に英語を学び始めたばかりのころは多少時間がかかっても文字と音声の両方に触れていくことが重要です。初めて見る英単語を耳で聴き、英語の音を覚え、イラストで英語の意味も英語で理解し、徐々に読めるようになっていきます。「会話の基本は読書にあり」と言われるように、まずはとことん読み込むことで英語力の土台を作りスピーキングにつなげていきましょう。

英語を使う場所が少ない日本ですが、ご自宅にORTを取り入れることで英語を日常にすることができます。


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